私は東京物流センター(TBC)の運営管理を担当しています。現場がスムーズに回る様に1日のスケジュールを立て、指示を出す立場です。TBCではタカツで取り扱う50~60社ほどのメーカーの常備在庫品(1万6千点程)を置いています。また、常備在庫品以外の取扱商品(取寄せ品)もTBCを経由して出荷されているため、一日に平均で1,600点以上の商品を入荷、1,800点以上の商品を出荷しています。7階建てのフロアに商品が陳列されていて、各フロアの担当者たちと連携をとりながら時間通りに作業が進むように指示を出しています。
この仕事のやりがいは、1日問題が無く、時間通りに業務が終わった時に感じます。どうしてもトラブルというものは起きてしまいますので、そのせいでスケジュールが狂ってしまうこともしばしば。大きなトラブルも起きず、1日のスケジュールが時間通りに終わった時は、スタッフ全員の作業・連携がうまくいったのだと達成感を感じられます。
TBCの雰囲気は、物流現場ということもあり活気があります!当たり前のことですが、全員で挨拶をしっかりするように心がけています。また、TBCでは「出荷ミスを0.02%以下にする」という年間目標を掲げています。この目標を達成するため、作業中は全員が集中してピッキングや梱包、伝票の処理を行っています。日頃から出荷ミスが少ないため、お客様からも評価されており、TBCの見学会に年間50~60社程のお客様にお越し頂いています。
正社員・パートにかかわらず、小さなミスにすぐに気がつき、トラブルを未然に防いでくれるスタッフもいて、大変助かっています。臨機応変な対応が求められることもありますが、そんな時もしっかりと対応をしてくれるスタッフたちのことを非常に頼もしいと感じています。
十数年ほど前の物流の現場には、今よりもずっとミスが多い時期がありました。このままでは将来的に他社の物流サービスに負けてしまうと感じ、「自分が変えていこう」と強く思っていました。そのために日々努力を惜しまず、仕事に熱中してきました。
印象に残っている仕事は、旧倉庫から現在の平和島へ移転するプロジェクトです。その当時私は副センター長でした。プロジェクトはゼロからのスタートだったので、倉庫内の設計から商品の棚の配列など細かい部分まで意見を出し合い、また円滑に移転が行われるように数十回もの会議に参加しました。特に移転作業では私が中心になって指示を出し、スタッフ総出で取り組みました。約3年がかりでプロジェクトを進め、2009年に移転を完了させました。何度も行われた会議と、移転のための準備作業で非常に苦労した記憶があります。作業に協力してくれた当時の現場スタッフのお陰でなんとか乗り越えることができました。
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