私は入社後営業事務を1年半ほど経験した後、営業としてデビューしました。現在は都内のディーラー(商社・卸のお客様)を中心に回る外勤営業として働いています。主な仕事内容は、引合いフォローや新商品のPR、その他商品情報のご案内(値上げや廃番品のお知らせ等)です。
既に取引関係のあるお客様への定期的な訪問となる為、飛び込み営業をすることはありません。詳しい打合せが必要な場合は、メーカーの担当者と一緒に最終ユーザー様の元へ訪問することもあります。移動は基本的に車を利用し、社内の内勤営業と連携を取りながら業務を進めます。
この仕事で最もやりがいを感じるのは、やはり年間の目標数字を達成した時です。他にも、同じ商品を取り扱う競合商社が多い中、定期的に訪問していたお客様から、「タカツさんの方がよく来て色々な情報をくれるから」という理由で注文を頂けた時も達成感を感じますね。何度も訪問し、少しずつ信頼関係を積み重ねていった結果だと思います。やってきたことが報われたと実感できる瞬間です。
営業として外回りを開始したばかりの頃は、引き継ぎも兼ねて上司や先輩方と一緒にお客様の所へ訪問しました。先輩や上司の背中を見て学んだことを少しずつ取り入れて、今の私の営業スタイルを構築していきました。その中でも最も影響を受けたのが当時の上司です。お客様に対して何事にも真摯な対応をしている姿を見て、多くのことを勉強させて頂きました。この時の上司の営業スタイルに感銘を受けたことが、今の私の営業スタイルのベースになっています。
また、社内の雰囲気は、穏やかで優しい人が多い為か居心地が良いですね。もちろん仕事中は皆集中していますが、ギスギスした雰囲気を感じたことはありません。
営業に出るようになってから「交渉力」が身についてきたと思っています。これは先輩社員の方々の姿を見ながら、多くの経験を積んできたからです。お客様と仕入先双方のお話を聞き、お互いが納得する所まで話をまとめるのも営業の仕事の1つです。これまで営業を続けてきたことで「こういう時はこのパターン」といった、交渉時の「引き出し」が増えてきました。お客様ごとに「良し」とする内容は当然異なるのですが、お客様ごとに柔軟な対応ができるようになりました。
また、前任者からお客様を引き継いだ際、過去の売上実績データを調べ上げ、今まで注文になっていなかった商品を確認してからお客様を訪問したことがありました。その下調べを元にお客様と会話した結果、今まで他社と取引していた商品をタカツに変えて頂けることになりました。交渉には丁寧な事前準備が重要であると認識できたことは、私にとって大きな成長だったと思います。
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