(株)マグネスケール

ヘッドとスケールをそれぞれ完全防護 スマートスケール

NC工作機械向けとしては業界初のIP67の耐環境性と5nmの高分解能を両立させています。

ソニーのデバイス開発力や信号処理技術を引き継いだマグネスケールは結露や油、振動など過酷な環境下での計測に強く、工作機械や産業機械に多く採用されています。
進化形のスマートスケールは磁気センサにトンネル磁気抵抗(TMR)素子を採用し、新磁性材料や信号処理回路、内挿アルゴリズムの開発により、スケールとヘッドを完全分離させたシステムです。
完全分離により、ヘッドとスケールをそれぞれ完全防護でき、ベアリング等の摩耗部品も排除できました。NC工作機械向けとしては業界初のIP67の耐環境性と5nmの高分解能を両立させています。

相反する目標を新しいデバイスで克服

工作機械などの過酷な加工現場でも「壊れにくい」スケールを実現するため、ヘッドとスケールの間隔を大きく取りベアリングなど消耗部品を取り除いた非接触構造としています。
そのため、今までの延長の技術ではなく、検出デバイスも、磁性体も、構造も、内装回路も全てが新しくなっています。
クーラントや水の飛散、スラッジや切粉に対してより強靭になったことで、厳しい環境下でのエアパージ不要の安定した動作を実現しています。
ヘッドとスケール部分はそれぞれ金属カバーで覆い、IP67の防塵防水規格にも対応しました。

製造業が直面する課題を、計測という手段で解決

株式会社マグネスケールは、磁気やレーザ光などを検出原理とした高精度位置検出システムを、工作機械や産業機械の分野に半世紀以上、提供し続けています。

1965年:ソニーに研究部署が設置
1969年:ソニーの子会社としてソニーマグネスケール株式会社が創業
2010年:株式会社マグネスケールとしてDMG森精機株式会社のグループ会社となる

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