あらゆる製品に付加価値をもたらす表面処理技術「ブラスト加工」
ブラスト加工とは製品の表面に研磨材を打ち付けることによって表面を改質し様々な効果をもたらす工法です。
一般的には粗面化による下地処理や表層の剥離、表面の硬度を向上させるピーニング処理等の用途があります。
その中でもエアーブラストは、圧縮エアの力でノズルから研磨材を高速噴射するブラスト工法です。
ノズルを使用することから操作性が良く加工箇所を設定することが容易でロボットを搭載することで人手不足による生産性の低下や、作業者による品質のバラつきを解消する装置として注目されています。
ロボット搭載型エアーブラスト装置の特徴
1.人の動きに近い精密な作業が可能で省人化を実現
研磨材をかけたくない部分がある、もしくは通常の噴射ではかかりづらい穴内部や入り組んだところにノズルを突っ込んで加工したい等、狙ったところを正確に加工したい場合にロボット搭載型が有効です。
ワークの着脱もロボットやローダー・アンローダーに対応させることで、ブラスト作業の全自動化が可能です。
2. 事前にプログラムした動作を正確に再現し加工することで品質を安定化
複数の動きを設定しておくことが可能なため、複雑形状ワークへの連続処理と少量多品種の加工のどちらにも使用されます。
お客様の製品や製造工程に合わせたカスタマイズ設計も承ります。
エアーブラスト専業メーカー
不二製作所は国内シェアトップクラスのエアーブラスト装置メーカーです。
ブラスト装置の設計・製造から受託加工・サポート・研磨材の販売まで、ブラスト専業メーカーとしてお客様のあらゆる課題に応えています。生産工程や生産ラインに合わせたオーダーメイド装置の設計を積極的に行っております。
装置ブランド名称「PNEUMA-BLASTER(ニューマ・ブラスター)」には、常に新しいブラストの可能性へ挑戦し続けていくという決意が込められています。オンリーワンなブラスト技術と多様なニーズに応えるカスタマイズ設計によりエアーブラスト装置メーカー世界No.1を目指しています。