日本電産シンポ (株)

ビジョンシステム搭載 無人搬送ロボット S-CART-V100

業界初!レーザー(2D)からビジョン(3D)へ。
周囲の環境の3 次元情報とカメラの位置姿勢を同時に推定するため、レイアウト変化の多い現場でも柔軟に対応します。

S-CART-V100は、カメラ等の映像機器とその画像処理技術において世界的なリーディングカンパニーであるキヤノンと、日本電産シンポが自動搬送台車S-CARTで培ったガイドレスでの移動体制御の知見を組み合わせることで実現した、業界初のVisual SLAM技術を搭載した自動搬送台車です。

潜り込みも可能な低床型などS-CARTシリーズの優れた特徴はそのまま継承しています。

キヤノンが開発したVisual SLAM技術

「 S-CART-V」にはキヤノンが開発した、「移動ロボットの眼」となるソフトウエア技術映像である映像解析システム 「Vision-based Navigation System for AGV 」を搭載できます。

これは、水平面・垂直面の幅広い画角で撮影されたステレオカメラの撮影データを用いて、周囲の環境の3次元情報と自動搬送台車の位置姿勢を同時に推定するものです。

走行経路周辺の荷物レイアウト変更が多い現場でも柔軟に対応することができます

ステレオカメラを使った3次元映像解析

「S-CART-V」に搭載される映像解析システムは、ステレオカメラからの画像を用いてリアルタイムに周囲環境の3次元情報を推定、従来ガイドレスタイプでは走行できなかった現場にも対応します。

この3次元データによる位置検出を搭載した第5世代AGV(ビジョンSLAM)を先駆けて製品化しました。

空間特徴位置合わせ

周囲の障害物のみならず、扉/窓/ポスター/荷物/天井の模様/蛍光灯/天井/壁など多くの静止物をマーカー代わりにする「空間特徴位置合わせ」技術によって自位置を把握する精度を高めています。

これら最新の映像解析技術により、従来の工場や倉庫だけではなく、人が動き回ったり障害物が増減したりするなど、時々刻々と状況が変化する、商業施設・サービス業等でも活躍が期待できます。

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